「学習と対話」研究分科会は、学習と言語理解の研究を目指すものが集うホットな分科会です。従来の学問領域を越えて、問いを共有するもの同士が、その解決にむけて共闘する場です。
分科会の名称に言語ではなく対話という語を用いたのは、対話の状況をも視野に含めた言語理解研究を行なおうという志と、それが学習にも深く関わっているのではないかという思い入れによるものです。この初心に違うことなく、「学習と対話」研究分科会では、新たな学習メカニズムの提案から学校や日常における学習の性格づけ、あるいは文法と認知的制約との関係から自然言語による機械との対話、フレーム問題といった問題に至るまで、幅広いテーマが扱われています。
分科会の主要な活動は、年2回の研究の開催です。これは、一つのテーマを定めて会員から発表を募集して行なわれています。発表後の自由闊達な討論が研究会の大きな魅力となっています。また、海外の著名な研究者の来日に併せて、分科会主催による研究会を開くことも、しばしば行なわれています。
主査 | 阿部慶賀(和光大学) |
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幹事 | 粟津俊二(実践女子大学) 岡本雅史(立命館大学) 新垣紀子(成城大学) 竹内勇剛(静岡大学) 寺尾敦(青山学院大学) 松香敏彦(千葉大学) 森田純哉(静岡大学) |
事務局 | 寺井あすか(はこだて未来大学) |
「学習と対話」研究会ホームページを御覧ください。