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日本認知科学会

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日本認知科学会について

日本認知科学会(Japanese Cognitive Science Society)は「知」の総合的な科学を構築するための学際的な研究交流の場として1983年に設立されました。心理学、人工知能、言語学、脳神経科学、哲学、社会学などさまざまな背景を持つ会員が知の総合科学を目指して、活発な研究活動を行なっています。若さあふれる自由な雰囲気の中で、知の本質的な解明を目指して、旺盛な批判精神と厳密な科学の精神を忘れず、活達な議論、交流が行なわれています。2011年1月現在、本学会は横澤一彦会長、大森隆司副会長のもと一般会員(正会員、学生会員)約1400名、賛助会員が所属しています。会員の所属機関も大学、研究所、一般企業とさまざまです。

認知科学とは - 中島秀之 -

認知科学というのは、人間を中心とする脳を持つ動物の心の働きを内側から解明しようとする科学です。外側から解明するというのは、対象の物理的な構造やその機能に注目した、解剖学や神経科学的立場ですが、内側から解明するというのは言語や外界の表象(脳内に作られた外界のモデル)などをその対象にするということです。(上記の「人間を中心とする」ということの意味は、人間が猿より上位にいるという意味でもないし、猿がミミズより偉いという意味でもなく、われわれが人間だからそこ中心に考えるだけです。)

歴史的には認知科学会は心理学、人工知能、言語学、哲学などの学際分野として誕生しました。おのおのの領域はそれぞれの方法で心の働きを探って来ましたが、それらが一緒になることによって互いの方法論や知見を組み合わせたより強力な分野が誕生したわけです。

頭の中のプロセスは外から直接見ることができません。また人間を対象とした心理実験はさまざまな制約が伴います(心を破壊してりまうような実験はできません)。とは言え、内省など、人間が自分で自分の心のプロセスを考えるのにも限界があります。コンピュータプログラムによるシミュレーションなどの間接的手法を組み合わせないとなかなか見たいものが見えて来ません。一時期、こうした方法論が科学的でないと拒否されていた時期もありますが、方法論が先にあって、それで探れることだけを探っていれば良いというわけでもありません。われわれにとっては,やはり心の働きは知りたい、解明したいことです。それには新しい方法論を探し続けなければなりません。
そういった新しいことにチャレンジしている分野が認知科学なのです。

大会と冬のシンポジウム

第1回大会(1984年 京都大学)から、例年、夏に開催されています。大会では研究発表、シンポジウム、ワークショップ、講演などが企画されます。
認知の研究は、基本的に学際的な視野に立って行なわれなければならないとの理念から、できるだけ並行セッションを避け、いろいろな分野の発表を聞き、討論するようにしています。
12月には、ホットなテーマについての「冬のシンポジウム」が毎年企画されます。
なお、大会と冬のシンポジウムでは、学会の最高議決機関である総会が開かれます。

大会・シンポジウムについて