1988年から1993年まで出版した「認知科学の発展」の目次です。
認知科学の発展 Vol.1,日本認知科学会編,講談社 1988,2,270円
タイトル | 著者 | ページ |
---|---|---|
巻頭言 | 戸田正直 | iii~v |
3囚人問題の解決と理解の過程をめぐって | 市川伸一 | 1~32 |
3囚人問題の理論的探求 | 井原二郎 | 33~71 |
最小核モデルから観た連想記憶:ヒトの漢字情報検索における優先方略 | 齋藤洋典 四方義啓 | 72~111 |
異言語間対話を目指す端末間通訳モデル | 飯田仁 | 112~140 |
珠算式暗算における習熟:定型的熟達化の一事例 | 波多野誼余夫 | 141~160 |
知識はいかに獲得されうるか | 赤間清 | 161~188 |
行動プランについて:感情のアージ理論拡張の試み | 戸田正直 | 189~209 |
日本認知科学会報および「認知科学の発展」編集後記 | 西川泰夫 |
認知科学の発展 Vol.2,日本認知科学会編,講談社 1989,2,900円
特集「認知革命」 ゲストエディター:大津由起雄
タイトル | 著者 | ページ | |
---|---|---|---|
認知革命---言語からのアプローチ | 大津由起雄 | 1~6 | |
チョムスキー教授の言語学ならびに認知科学に対する貢献 | 太田朗 | 7~10 | |
派生と表示の経済性に関する覚書 | N.Chomsky, 内田平訳 | 11~56 | |
統語論におけるバリアー概念について | 福井直樹 | 57~88 | |
原理とパラメータのアプローチにおける受動構文 | 長谷川信子 | 89~108 | |
文法獲得関数の性質について | 大津由起雄 | 109~136 | |
認知科学の研究対象としての科学的知識 | 波多野誼余夫 | 137~153 | |
論文 | フレーム問題をどうとらえるか | 松原仁 | 155~187 |
知能・理解・知識 | 三宅芳雄 | 189~220 | |
日本認知科学会報および「認知科学の発展」編集後記 | 西川泰夫 |
認知科学の発展 Vol.3,日本認知科学会編,講談社 1990,2,900円
特集「メンタル・スペース」 ゲストエディタ:坂原茂,長尾真
タイトル | 著者 | ページ | |
---|---|---|---|
領域と結合 | G.Fauconier, 坂原茂訳 | 1~28 | |
役割、ガ・ハ、ウナギ文 | 坂原茂 | 29~66 | |
対話における聞き手領域の役割について | 田窪行則 | 67~84 | |
談話管理理論からみた日本語の指示詞 | 金水敏 田窪行則 | 85~116 | |
メンタル・スペース理論の形式化に向けて | 伝康晴 | 117~152 | |
表現と言語理解理論としてのメンタル・スペース理論 | J.Dinsmore, 坂原茂訳 | 153~208 | |
論文 | 直接プライミング効果の多層性 | 原田悦子 | 209~228 |
日本認知科学会報および「認知科学の発展 Vol.3」編集後記 | 西川泰夫 |
認知科学の発展 Vol.4,日本認知科学会編,講談社 1991,2,900円
特集「学習」
タイトル | 著者 | ページ | |
---|---|---|---|
認知科学における学習モデルの研究 | 安西祐一郎 | 1~22 | |
EBLにとって説明とは何か | 山田誠二 | 23~50 | |
コネクショニズムと学習 | 石川眞澄 | 51~78 | |
人間の学習におけるプラグマティックな表現の役割 | 鈴木宏昭 村山功 | 79~103 | |
日常的認知活動の社会文化的制約 | 三宅なほみ | 105~131 | |
プラトンにおける「学習と対話」 | 高橋久一郎 | 133~149 | |
論文 | こめかみ鏡映書字の謎 | 守一雄 | 151~170 |
熟練者の地図記号理解 | 村越真 | 171~197 | |
談話管理理論からみた日本語の指示詞【訂正】 | 金水敏 田窪行則 | 199~201 |
認知科学の発展 Vol.5,日本認知科学会編,講談社 1992,3,200円
特集「インタフェース」 ゲストエディター:海保博之
タイトル | 著者 | ページ | |
---|---|---|---|
インタフェースの認知科学的諸問題 | 海保博之 | 1~4 | |
ヒューマン・インタフェースは異文化交流の場である | 佐伯胖 | 5~27 | |
ヒューマン・インタフェースと情報の構造 | 田村浩一朗 | 29~47 | |
コンピュータネットワーク利用場面における他者の役割 | 野島久雄 阪谷徹 | 49~71 | |
製品開発におけるインタフェース評価 | 旭敏之 井関治 宮井均 | 73~105 | |
論文 | Adaptive Junctionの内部表現 | 味岡義明 安西祐一郎 | 107~142 |
一般学習機構を用いた言語獲得の計算モデル | 錦見美貴子 中島秀之 松原仁 | 143~185 | |
ショートノート | シミュレーション・プログラム作成の思考過程 | 竹市博臣 市川伸一 | 187~200 |
認知科学の発展 Vol.6,日本認知科学会編,講談社 1993,3,200円
特集「視覚とイメージ」 ゲストエディター:乾敏郎・市川伸一
タイトル | 著者 | ページ | |
---|---|---|---|
認知科学における視覚とイメージ研究の動向 | 乾敏郎 市川伸一 | 1~19 | |
「陰影から形状へ」のアプローチ | 早川秀樹 | 21~37 | |
認知発達の計算理論 | 宮本健司 岡留剛 山田尚勇 | 39~80 | |
イメージの個人差について | 菱谷晋介 | 81~117 | |
1、2歳児の対象表現における描画活動の発達 | 山形恭子 | 119~141 | |
論文 | 他動詞・受動・間接受動構文の認識的基盤 | 田原薫 | 143~171 |
ディスカッション | 「感覚のうちになかったものは思惟のうちにはない」 | 黒崎政男 | 173~179 |
ショートノート | フレーム問題の疑似解決のためのヒューリスティックスとしての因果律 | 松原仁 橋田浩一 | 181~193 |
系列外挿課題を扱うためのパターン記述言語 | 平賀譲 | 195~211 |
認知科学の発展 Vol.7,日本認知科学会編,講談社 1994,3,200円
特集「分散認知」 ゲストエディタ:中島秀之,三宅なほみ
タイトル | 著者 | ページ | |
---|---|---|---|
認知の状況依存性と分散認知 | 中島秀之 | 1~4 | |
実時間両方向探索の経験 | 石田亨 | 5~33 | |
石田論文へのコメント | 三宅なほみ | 34~40 | |
日常活動の構造化 | L.Suchman, 土屋孝文訳 | 41~57 | |
サッチマンの相互作用主義について | 橋田浩一 | 58~62 | |
橋田氏のコメントに対する返答 | L.Suchman, 三宅芳雄訳 | 63~66 | |
社会分散認知システムにおいて知はどこに存在しているか? | E.Hutchins, 高橋和弘訳 | 67~80 | |
社会分散認知と人間の認知 | 斉藤康己 | 81~88 | |
斉藤氏のコメントに対する返答 | E.Hutchins, 高橋和弘 落合弘之訳 | 89~99 | |
論文 | 知識の組織化に関する認知的側面 | J.L.Mey, 齋藤洋典訳 | 101~124 |
理由―行為型の談話におけるゼロ代名詞の解釈 | 中川裕志 | 125~140 | |
睡眠覚醒サイクルの状態図 | 金森憲雄 | 141~158 | |
知能の設計原理に関する試論 | 橋田浩一 | 159~201 |