研究分野

言語

  • OS05-3
    公募発表
    中川 渉 (東京医科歯科大学)
    山下 祐一 (国立精神・神経医療研究センター)
    谷口 忠大 (立命館大学)
    岡田 幸之 (東京医科歯科大学)
    高橋 英彦 (東京医科歯科大学)
    本研究では、混合ガウスモデルから生成した画像を用いてカテゴリー学習課題を行った。変分推論を用いて最適な行動をモデル化し、課題における行動と精神疾患傾向との関連を調査したところ、モデルとの乖離度と注意欠陥多動性障害の傾向との間に有意な負の相関を認めたほか、自閉症スペクトラム障害の傾向との間にも有意な負の相関が存在する傾向を認めた。
  • OS14-3
    公募発表
    櫃割 仁平 (京都大学)
    野村 理朗 (京都大学大学院教育学研究科)
    In psychology of aesthetics, compared to appreciation, there are fewer studies on art creation. Therefore, this study aims to examine the influence of art creation on appreciation using haiku poetry with reference to the Mirror Model—a model combining creation and appreciation. Although the model has been used to examine visual arts, we examine its applicability to linguistic arts. The 115 participants were divided into two conditions—creation and control. The former created haiku, while the latter did not create. The results showed no improvement in evaluation through creation. Additionally, recognizing the difficulty of creation leads to beauty, and this relationship is mediated by awe. These results expand the model in terms of the different art genres.
  • O1-004
    浅川 伸一 (東京女子大学)
    近藤 公久 (工学院大学)
    ニューラルネットワークによる言語モデルでは,トランスフォーマー に基づくモデルが支配的となっている。これらのモデルの表現能力を用いて認知過程の理解を模索することには意味があるだろう。本稿では,オノマトペを題材に,表現の簡潔さと,それらの意味の豊富さを記述し,分類することにより,トランスフォーマーベースのモデルの応用可能性を示した。
  • O2-004A
    五味 渡海 (東京電機大学大学院理工学研究科)
    安田 哲也 (東京電機大学)
    小林 春美 (東京電機大学)
    本研究では、指さしの指示対象となる事物を聞き手に見せずに話し手が教示行為を行った場合、意図共有にどのような影響があるかを、映像刺激を利用し調べた。結果、話し手が小さく旋回しながら指さした場合と、矢印で指し示した場合で、聞き手は指示対象を事物の部分だと解釈した。聞き手は指示対象物を見なくても、話し手の教示行為によって推測を行うことができること、この解釈は指と矢印では異なる点があることが示唆された。
  • P1-008
    大田 琉生 (金沢工業大学)
    中野 稜介 (金沢工業大学)
    金野 武司 (金沢工業大学)
    人間が発する言葉には字義通りの意味と言外の意味が二重に込められている.この仕組みの解明に取り組んだ先行研究の計算モデルには,1つの記号に異なる意味が割り当てられた状態を解決できない問題があると考えられた.我々は,記号の意味が重複した時にその意味を一つに定めずに両方の可能性を残す方法を考案した.人-計算機間での実験の結果,我々の計算モデルは人どうしでの実験と同程度の成功を実現することができた.
  • P1-024
    前田 晃弘 (北陸先端科学技術大学院大学)
    鳥居 拓馬 (北陸先端科学技術大学院大学)
    日髙 昇平 (北陸先端科学技術大学院大学)
    単語の意味を分散的に表現する単語ベクトルが四項類推課題を解くことはよく知られているが,そのメカニズムについては必ずしも明らかではない.本研究は,人工的なトイコーパスを用いて,文型や意味関係による言語構造上の制約に加え,文の出現頻度が四項類推課題を解くための平行四辺形の出現条件に関わっていることを示す.また,実コーパスを用いて共起行列の部分空間に平行関係が埋め込まれることを検証し,単語共起自体に内在する自然言語の構造を捉えることを試みる.
  • P1-027A
    稲継 晃大 (北陸先端科学技術大学院大学)
    日髙 昇平 (北陸先端科学技術大学院大学)
    本研究は文の読解時に内的な音声化の機能を解明することを目的とし,日本語文字形態の違いから,文字に対する音韻情報の処理にどのような影響を及ぼすのかを検討するものであった.実験では12名に文字形態の異なる課題文を内的な音声化をコントロールした読み方で読解させ,課題文に付随する正誤判断文に答えさせた.実験の結果と考察は大会の発表時に公開する予定である.
  • P1-029
    赤嶺 奨 (Max Planck Institute for Psycholinguistics)
    小波津 豪 (バスク大学)
    新国 佳祐 (新潟青陵大学)
    Amy J. Schafer (University of Hawaii, Manoa)
    里 麻奈美 (沖縄国際大学)
    Social interaction and communication require a responsive ability to read others’ subtle emotional reactions, which affect subsequent cognitive activities such as up-down spatial attention. Even brief exposure to an emotionally expressive face can influence cognition, due to an affective priming effect. For instance, subliminal primes of facial expressions generate gross affective information such as a positive/negative category, influencing evaluations of unrelated novel objects. Given the interconnections between emotions and language, this study assesses the functional role of affective information in processing emotionally and spatially congruent/incongruent sentences when facial expressions are perceived consciously (Exp 1) or unconsciously (Exp 2).
  • P1-037A
    恵 宇晨 (東京大学総合文化研究科)
    東 玲奈 (早稲田大学国際教養学部)
    This study aims to gain novel insight into the effect of code-switching experience on the mechanisms that underlie the bilingual advantage in cognitive control. We compared the performances of early and late Japanese-English bilinguals on the AX-CPT Tasks. We found with the late bilinguals, the more frequently they switched languages in their L1 environment, the better they performed in the proactive control tasks. In contrast, with the early bilinguals, the frequency of code-switching did not modulate their dual mechanism of cognitive control any better. These findings verify the role of switching frequency in the development of cognitive control and suggest a better understanding of the nature of mechanisms regulating early and late bilinguals’ brains.
  • P1-040A
    韓 旼池 (京都大学大学院)
    「強調」とは、メッセージの内容に関わる行為である。このことから考えられるのは、強調は対人関係とは関わらないということである。しかし実際には、強調は対人関係と関わる面を持っている。具体的には、現代日本語で母音の延伸による強調は、上位者に向かっての発話には現れにくい。母音の延伸による強調発話は、コミュニケーションの中でどういった特徴を持つため、対人関係に影響されるのだろうか? 本発表はこの問題を「母音の延伸」から考えてみる。
  • P1-044
    松井 理直 (大阪保健医療大学)
    IPA における破裂音は,一定の長さを持つ閉鎖区間と破裂時点および急速な開放区間によって定義される.これに対し,閉鎖音は閉鎖区間のみを持ち,破裂時点と開放区間を持たない.英語音声の [p], [t], [k] は音節末子音の変異から破裂音と認定できるが,日本語音声では破裂音か閉鎖音か明確でない.本研究では実時間の点からこの問題について議論を行う.結論として,日本語の [t] 音は破裂音というより閉鎖音であることを述べる.
  • P1-045
    安陪 梨沙 (立命館大学大学院人間科学研究科)
    服部 雅史 (立命館大学)
    安陪・服部 (2021) では創造性を向上させる要素として概念どうしの関連性およびアドホックカテゴリ想起訓練の影響を検討した.その結果,アドホックカテゴリを想起することで生成物の創造性と独創性が向上することが明らかになった.本研究ではその効果を検討するため創造性,独創性の得点と有用性得点の相関を比較した.結果から,アドホックカテゴリ想起訓練は独創性を向上させ,有用性は向上させないことが明らかになった.
  • P1-046
    中村 太戯留 (武蔵野大学)
    ユーモア理解では,ヒトの生存と関連性のある事柄の見いだしと,「保護されている」という認識の枠組みが重要である.神経基盤として,前者は扁桃体が関与するが,後者は不明である.皮肉理解では,扁桃体を賦活するが,「保護されている」という認識の枠組みは機能せず,ユーモアを生じないことが多い.メタ分析でユーモアと皮肉を比較した結果,側頭葉前部,内側前頭前野,そして皮質下領域などが,「保護されている」という認識の枠組みの神経基盤の候補と示唆された.
  • P1-053A
    今宿 未悠 (慶應義塾大学政策・メディア研究科)
    諏訪 正樹 (慶應義塾大学)
    詩作の際「詩の自律性」を感じることは重要である。詩の自律性とは、詩から書くべき言葉を次々と示されると感じる現象である。本研究の目的は、詩の自律性を感じるときの書き手の認知を探究である。筆者は詩作の実践を自ら行い、実践で生じたものごとを一人称視点から考察した。その結果、詩の世界に身体を没入させ、情景と体感の往還を繰り返すことで新たな「もの」の創起が次々と生じるとき、詩の自律性を感じるのだとわかった。
  • P1-054A
    澤田 知恭 (筑波大学)
    原田 悦子 (筑波大学)
    会話中に発話の重複が発生すると,重複した発話が回復がされる。回復はその対象が自己の発話か,他者の発話かで区別され,またそれぞれが重複による問題が生じたことを認めて表出される有標の回復と,問題が無かったようにふるまう無標の回復に区別される。ここでは,若年成人と高齢者とで優先して用いられる回復方法に違いが見られたことに注目して会話分析を行い,その結果,若年成人と高齢者とで適用されるターン割り当てに関する規則に違いが見られたことを報告する。
  • P2-001A
    田中 優希菜 (立命館大学大学院 人間科学研究科)
    永井 聖剛 (立命館大学 総合心理学部)
    服部 雅史 (立命館大学)
    文章読解時に情景が浮かぶ現象を,情景を視覚的イメージの想起と定義し調査を行った.物体イメージ尺度得点の高低が物語の印象評価に影響し,色や形の想起で文章の印象が変化すると言える.一方,空間イメージ尺度得点の高低は物語の印象評価に影響しなかった.文章の呈示方法にも差があり,黙読条件では物語の明るさが,音読条件では物語の好ましさが高く評価された.今後は,刺激とする物語の特性を踏まえた研究が必要である.
  • P2-005
    山田 雅敏 (常葉大学)
    本研究は,認知科学の視座から技に対する一人称の思考と言語の影響を再考し,さらには,思考を超えた無人称的身体へ新たに焦点を当てることを目的とした.本稿はその足掛かりとして,達人や賢人たちが残した文脈を紐解きながら,文献レビューを行うことを主眼とした.その結果,技の熟達における認知過程には,人間が獲得した言語の使用による相対的認知と,主客を超えた無我の状態による他者との調和が関連していることが示唆された.
  • P2-006
    犬童 健良 (関東学園大学経済学部)
    本研究では属性への確率的な注目と代替案の反復的消去を用いて意思決定者の認知プロセスをモデル化し,実際にコンピュータプログラムによるシミュレーション実験を行った.この結果,文脈効果やギャンブル比較のアノマリー例題の多くを基本的に一つのモデルで実験的に再現できる可能性があることが示された.
  • P2-008A
    竹田 琢 (青山学院大学社会情報学研究科科目等履修生)
    振り返り活動場面において雑談に注目した分析を行った結果, 1)雑談が志向性を共有する余白を生み出し, 全員で新たなトピックに参加することを可能にしていること, 2)雑談を一緒に抜け出すことで志向性を共有して新たなトピックに参加することを可能にしていること, 3)雑談を通じて教員の教示・依頼を無視することで主体的な開始を可能にしていることが明らかになった. 雑談への介入が参加者の主体性を発揮する機会を剥奪する可能性について考察を行った.
  • P2-009A
    野原 康平 (早稲田大学)
    本論文は,機械翻訳が作成する文章において,人間のみが感じる違和感の要因について調査したものである。この研究では,2択の文章選択課題の回答傾向と,「なぜそう答えたか」という回答を分析して要因を検討した。理由の分析では,テキストマイニングを使用し,共 起語ネットワークの評価と対応分析を行なった。これらの結果,文章を読む際に感じる違和感には6つの要因が存在することが示唆された。また,自信度と正答率の間に相関関係はないことが明らかになった。
  • P2-010
    PENGQUN ZHAO (神戸大学国際文化学研究科)
    巽 智子 (神戸大学)
    本稿では,接触回数の増加による会話中の沈黙と話題選択への影響を検討した.日中接触場面と日本語母語場面の初対面の大学生ぺアを対象に,週に1回の自由会話を4週間実施した結果,接触回数の増加によって話題転換時に沈黙が行われる確率に差があるとは言えなかったが,日中接触場面では話題転換時に沈黙が行われる確率が有意に高いという結果が得られた.また,両場面における会話参加者の話題内容にも違いが観察された.
  • P2-025
    小波津 豪 (バスク大学)
    赤嶺 奨 (Max Planck Institute for Psycholinguistics)
    里 麻奈美 (沖縄国際大学)
    新国 佳祐 (新潟青陵大学)
    人は言語理解において、文や文章の内容を心内に思い描く(メンタルシミュレーション)。先行研究では、文の主語が明示されていないと、文脈から省略された主語が明らかであっても、行為者・観察者どちらの視点も取得されずに文内容のメンタルシミュレーションが行われることが明らかになっている。これに対して本研究では、共感性が高い話者は、文脈が示す(省略された)主語の視点を取得しつつ主語省略文のメンタルシミュレーションを行うことを実験的に明らかにした。
  • P2-026
    本多 明子 (神戸女子大学)
    本発表では、使役の意味を表す英語の結果構文の獲得について、構文文法論的観点から考察する。先行研究によると、汎用性の高い動詞が特定の項構造に頻出することで、子どもは構文の形式と意味の対応関係を認識していくと論じられており、結果構文は使役の意味を表す動詞makeと関係している。この点について、結果構文と使役動詞makeを伴う、いわゆるmake使役構文の成立条件を比較検討し、新たな提案を示す。
  • P2-031
    奥村 亮太 (立命館大学)
    萩原 良信 (立命館大学)
    谷口 彰 (立命館大学)
    谷口 忠大 (立命館大学)
    エージェントが形成したカテゴリに紐付けられたサインを名付けゲームによって共有する状況を考える.受容確率がメトロポリス・ヘイスティングス(MH)法により決まるなら,二者間の記号創発がベイズ推論と等価になる. 実際の人間に名付けゲームを行わせ,MH法に基づく受容確率と比較することで,人間の記号論が前述の理論によって説明可能かどうか検証した.結果,人間はある程度MH法に基づく受容確率に依存してサインの受容を行っていることが示唆された.
  • P2-032
    稲葉 みどり (愛知教育大学)
    本研究では、日本語を母語とする10、11歳児の物語談話の構成能力の発達を考察した。発話データはKH Coder 3を用いてテキストマイニングにより解析した。その結果、後から判明した新たな事実を基に、二つの出来事の因果関係を結びつけ直す談話再構成能力の発達、及び、情報を加えて描写を豊かにする事例や話を面白くする工夫等が見られ、子どもの創造性の発達と物語を独自のものにしたいという希求が示唆された。
  • P2-040A
    宮本 真希 (北陸先端科学技術大学院大学)
    日髙 昇平 (北陸先端科学技術大学院大学)
    音声言語では,音声とその指示内容の結びつきは恣意的であると考えられている。しかし,ブーバ・キキ効果のように,音声と指示内容の関係が完全に恣意的とは限らない例もあり,このような例が体系的に存在するという仮説は音象徴と呼ばれている。オノマトペは自然言語における音象徴的な語彙の一つではないかと考えられており,本研究ではオノマトペが全体として音象徴的な体系を持つことを実験的に検証した。
  • P2-041
    山森 良枝 (同志社大学)
    本研究では、「間違った推論」結果を導くと言われる誤謬推論では、前件と後件の間に論理的関係はなく、後件には前件とは異なる隠れた前提xがあること、このxもSCの前件と同じくCの外側にあり、誤謬推論とSCが同じ環境で生起することを提案する。また、その結果、誤謬推論では、CとCの外側にある世界/文脈C‘が交差することになり、その結果、前件(p)とそれを含むCの否定を推論させる会話の含意が生じることを主張する。
  • P2-044
    片桐 恭弘 (公立はこだて未来大学)
    Jokeを形式意味論的に代表される構成的な意味規定と,伝達意図に支持される非自然的意味規定との境界現象と捉え,そのコミュニケーション機構の分析を行った.Jokeの中心となるpunch lineを明示的に発話しない形式のjokeに着目し,明示的・非明示的な並置が間接言及,参照シフト,交換などの技法の基盤となっていることを主張する.
  • P2-051
    及川 博渡 (岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科)
    千代原 維龍 (岩手県立大学ソフトウェア情報学科)
    小倉 加奈代 (岩手県立大学)
    身体知を形成するサイクルは,新しい着眼点を発見し,新旧着眼点相互の関係性を模索することで新たな身体知モデルを構築するプロセスの繰り返しであると言われている.本研究では,傘回しの「乱回し」という技の習得を目指し,その習得過程において前述のサイクルを確認できるどうかを練習時に記録する言語記録を中心に分析し,検証した. 分析の結果,2名ともにスランプ時に前述の身体知形成サイクルに対応する言語記録が確認された.
  • P2-055A
    阿久津 規介 (東京電機大学理工学研究科情報学専攻)
    池田 駿介 (東京電機大学)
    布山 美慕 (立命館大学文学部)
    西郷 甲矢人 (長浜バイオ大学バイオサイエンス学部)
    高橋 達二 (東京電機大学)
    この論文では, 動的な比喩理解モデルである不定自然変換理論(TINT)で使用するデータとして単語の分散表現を利用できるか検証した。その結果、人と同様の連想イメージを用いた場合と喩辞・被喩辞の連想イメージ間の連想確率を考慮した場合では比喩的な対応づけが生成された.また喩辞・被喩辞間の連想確率がある程度なければモデルが上手く動作しないことがわかった.
  • P2-056
    西原 三貴 (神戸大学)
    巽 智子 (神戸大学)
    本研究では、6~8歳の日本語単一母語話者の子どもを対象に、言語習得過程に見られる過剰一般化について人工言語を用いた実験を行った。 分析の結果、新規の冠詞学習についての正答率に関して、年齢による有意傾向が見られることが確認された。また、過剰一般化の傾向について、練習頻度が高い方の冠詞に過剰一般化することが確認された。
  • P2-060
    山田 敏幸 (群馬大学共同教育学部英語教育講座)
    本研究は第一言語獲得が肯定証拠のみに依ることを踏まえて、第二言語学習者の文法的誤りは否定証拠がなくても減少するのかを検証する。71人の日本人英語学習者が、訂正フィードバック無しの自由英作文を行なった。結果は、1年度の期間において、文法的誤り率が後期の方が前期よりも低かった。この傾向は冠詞や数一致には見られ、前置詞や時制には見られなかった。明示的な指導がなくても暗示的な学習が起き得ることを考察する。