このたび,2023年12月2日,3日 (土,日) に,「第11回 認知科学若手の会ワークショップ~人とAI・ロボットの相互理解をめざして~」を沖縄で開催いたします!
今回は,若手による認知科学分野の研究発表(口頭発表・ライトニングトーク)に加え,玉川大学の大森隆司先生,日本大学の大澤正彦先生をお招きし,人とAI・ロボットのインタラクションに関するご講演いただくことになりました.
認知科学若手の会はこれまで,東京や名古屋を中心にWSを行ってまいりました.第10回WSでようやく関西進出を果たしましたが,開催地は都市圏に集中しており,地方の参加者にとっては参加をためらう要因となっていました.認知科学の若手が広く参加可能なコミュニティを作るという目的を達成するためには,そのような障壁を取り払うことが重要だと考えます.そこで,今年度の日本認知科学会が北の北海道・函館で開催されたということで,南の沖縄・那覇での開催を決定いたしました.
本ワークショップでは,「若手が認知科学の研究発表を積極的に行える場を作ること」を趣旨とし,若手同士の交流・協同を触発する機会にしたいと考えております.
学部生,大学院生,ポスドクから社会人の方まで,どうぞお気軽にご参加ください.
プログラム
タイムスケジュール
12月2日(土)
12:00-13:00 会場開放
13:00-13:10 開会の挨拶
13:10-13:20 協賛企業のご紹介 NECソリューションイノベータ様
13:20-14:00 福地庸介先生(国立情報学研究所)
「リライアンスモデルにもとづく人-XAIインタラクション」
14:00-14:20 休憩
14:20-14:35 LT1 桑水隆多先生(京都大学大学院文学研究科) 「瞬目から読み解く身心パフォーマンスと発達」
14:35-14:50 LT2 髙宗楓先生(北海道大学大学院情報科学院) 「未定」
14:50-15:05 LT3 二宮由樹先生(名古屋大学未来社会創造機構)「パーソナルモビリティ同士の衝突回避における注視と行動調整」
15:05-15:20 休憩
15:20‐15:50 招待講演 NECソリューションイノベータ 佐々木 康輔様
タイトル: 代理存在の社会実装に向けて ~メンター AI への試み~
要旨:当社の研究テーマの1つとして、皆さんひとりひとりがもっている個性やスキルを代替する技術について、研究を進めております。本講演では、ユースケースの1つとして、メンタリングのメンター支援に焦点を当てた活動事例をご紹介いたします。
15:50-16:00 休憩
16:00-17:30 ワークショップ「研究者としての自己紹介を考える」
研究者としてのキャリアを築いていくためにはセルフプロデュースが重要です.大澤正彦先生も,この自己紹介を重視していらっしゃるということで,この様な企画を実現しました.本WSでは,参加者各自が印象に残る自己紹介を獲得して帰宅してもらうことを目的とします.
17:30-18:00 1日目 閉会
18:30-21:00 懇親会(現地のみ・参加任意)
12月3日(日)
09:00-09:30 会場解放
09:30-11:30 大森隆司先生×大澤正彦先生 クロストーク
「人とAI・ロボットの相互理解をめざして」
11:30-12:00 閉会
※ Zoomには十分なキャパシティを設けておりますが,参加者数が予測を大幅に上回った場合,参加を締め切る場合がございます.あらかじめご了承ください.
※Zoom会場に関しては,機材が十分にそろっているわけではないため,現地会場の同等の参加ができるわけではないことはご了承ください.
※ キャパシティに余裕があれば「当日エントリー(聴講のみ)」も可能ですが, 人数把握のため,なるべく事前申し込みをお願いいたします.