研究分野別一覧

文化人類学

  • OS07-6
    公募発表
    青山 征彦 (成城大学 社会イノベーション学部)
    本報告では、日常のなかの創造的行為として、ハンドクラフト、なかでもアクセサリー制作という趣味に注目した。アクセサリーの制作は、既製品が高価であるために、模倣して制作しようとすることがきっかけになりやすいが、その容易さが趣味の長期にわたる継続につながっているとも考えられる。本報告では、こうした観点から、日常のなかの創造的行為に注目する意義について論じる。
  • O2-4
    高橋 康介 (中京大学)
    島田 将喜 (帝京科学大学)
    大石 高典 (東京外国語大学)
    錢 琨 (九州大学)
    田 暁潔 (筑波大学)
    本研究ではタンザニア、カメルーン、日本の3地域でフィールド型実験を実施し、顔パレイドリア現象の地域間多様性を検討した。目と口に対応するパーツが存在する顔刺激とそうではない非顔刺激を呈示し、顔が見えるか判断させるという課題を行った結果、どの地域でも顔パレイドリアは生じたが、日本に比べてタンザニア、カメルーンでは顔パレイドリアが起こる頻度が低かった。以上の結果から顔パレイドリアの多様性の背景について議論する。
  • P-77
    武富 拓也 (明星大学)
    遠藤 勝也 (株式会社スタジオ・アルカナ)
    菊池 康太 (明星大学情報学研究科 情報学専攻)
    本研究は大学の分野横断型PBL(Project based learning)を対象に,異なる実践共同体の交渉が開発されたアプリケーションのソースコードにどのように影響を与えるかを考察する.2018年度から2019年度にわたるPBL型授業で取得したデータから,ディスコース,実践共同体の具象化の概念を用いて分析を行う.
  • P-140
    阿部 廣二 (早稲田大学人間科学学術院)
    本稿では、祭りにおける御神体を祀る台の作成過程を、フィールドワークの知見、および参与者らの相互行為の観点から記述し、祭り準備の活動システム、あるいは準備参与者らの倫理について考察した。とりわけ、1)相互行為を通してい課題に対処することで、毎年安定的に台の作成を可能にしていること、2)それでもなお不確実性が残る場合、主観的判断による意思決定を行うこと、3)こうした意思決定が、祭りを自分たちのものにするために有意味であることが考察された。