キーワード索引

意思決定

  • P1-031A
    森本 優洸聖 (大阪府立大学 人間社会システム科学研究科)
    牧岡 省吾 (大阪公立大学 現代システム科学研究科)
    応答プライミングとはプライムとターゲットの特徴が一致する際,不一致の場合よりもターゲットへの反応時間が短くなる現象である.プライムが不可視の場合も反応時間に影響することから閾下プライミングとして捉えられているが,発生機序として知覚処理と反応選択処理のいずれで起きているのか解明されていない.本研究では同じ刺激に対して単純反応課題と強制二肢選択課題を行うことでこの現象の処理過程を検討した.
  • P2-017
    佐藤 有理 (東京大学)
    福田 玄明 (一橋大学)
    植田 一博 (東京大学)
    意思決定者自身ではなく他者のために行われる代理意思決定は,投資信託など実世界でよく見られるインタラクションである.本研究は,その際に委託エージェント(投資者)がどこまで深くクライアント(出資者)を考えて合わせるのが自然か明らかにする.実験の結果,投資者は,出資者の指示を理解してリスク選択をするものの,その意図を推定して行動調整するまではしなかった.しかし,出資者の満足度は低くなかった. HCIの知見と合わせて結果の要因と示唆を議論する.