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会話分析

  • OS04-4
    公募発表
    菊地 浩平 (筑波技術大学)
    本研究は,手話通訳場面と対象とした研究であり,従来のアクセシビリティ概念を相互行為的観点から検討し,その領域を拡張しようとするものである.本研究で扱う事例は従来の会話研究で指摘されてきた現象と共通する要素を持つ一方で,モダリティの輻輳による複雑かつ通訳場面に特有であると考えられる現象が多く見られる.こういった諸現象を相互行為的観点から解きほぐしていくことにより,アクセシビリティ研究の新たな可能性を開くことができると考えられる.
  • P2-046
    七田 麻美子 (埼玉大学)
    菊地 浩平 (筑波技術大学)
    山本 祐子 (名古屋商科大学)
    須永 将史 (小樽商科大学)
    本研究は、オンライン研修で受講者の満足感が何によって規定されるかを考察するものである。対象としたのは、新電力へのスイッチング促進の研修で、2020年以降オンラインで開催されていたものである。アンケート調査の分析の結果、質疑応答がある研修の方が高い満足度を示すことがわかった。質疑の分析から参加者が穏やかな・楽しいやりとり,また自分の質問に正確に応対する回答に満足しているわけではなく質疑があること自体に満足感を覚えている可能性が示唆された.