キーワード索引

認知的加齢

  • P-13
    原田 悦子 (筑波大学)
    鷹阪 龍太 (東洋大学・筑波大学)
    田中 伸之輔 (筑波大学)
    水浪 田鶴 (筑波大学)
    須藤 智 (静岡大学)
    Suzuki(2018)は,投資ゲーム(顔写真に示された人物を信頼して投資を行うかどうかを判断する課題)を繰り返し行う中で,高齢者は若年成人と異なり,信頼性判断の成績が向上しないことを示した.こうした高齢者の判断特性が真であるならば,それをいかに支援するかを検討する必要があり,本研究では若年成人との相互作用,例えば子や各種窓口担当者との相談が高齢者の意思決定過程に対して影響を与えうるか否かを検討するために,実験的検討を行った.
  • P-116
    澤田 知恭 (筑波大学大学院人間総合学術院)
    原田 悦子 (筑波大学)
    日常生活で間断なく行われる会話は,二重課題性を持っているために,高齢者はその実施に困難を示し,高齢者と会話する若年成人の負担感の原因となっているのではないか。もしそうであれば,二重課題訓練を行うことで,高齢者の会話困難とそれに伴う若年成人の負担感を減少させ,ひいては世代間コミュニケーションを推進できる可能性がある。その可能性を検討するため,会話の二重課題性を純粋に反映するものとして追唱課題を用いて,実験的検討を行った。