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社会文化的アプローチ

  • P-140
    阿部 廣二 (早稲田大学人間科学学術院)
    本稿では、祭りにおける御神体を祀る台の作成過程を、フィールドワークの知見、および参与者らの相互行為の観点から記述し、祭り準備の活動システム、あるいは準備参与者らの倫理について考察した。とりわけ、1)相互行為を通してい課題に対処することで、毎年安定的に台の作成を可能にしていること、2)それでもなお不確実性が残る場合、主観的判断による意思決定を行うこと、3)こうした意思決定が、祭りを自分たちのものにするために有意味であることが考察された。