キーワード索引

因果推論

  • P-6
    下條 朝也 (名古屋大学情報学研究科)
    三輪 和久 (名古屋大学)
    寺井 仁 (近畿大学)
    人間は、ある出来事に直面したときその因果に関する説明を求める。説明は複数考えられることが多く、それらを比較することで最も良い説明を決定する。本研究では、説明を単独で評価したときの満足度と、別の説明と比較しながら評価したときの満足度を比較することで、比較によって説明の満足度がどのように変化するのかを検討する。
  • P-151
    樋口 滉規 (東京電機大学)
    高橋 達二 (東京電機大学)
    pARIs (proportion of Assumed to be Rare instances) は人間の因果的判断と高い適合を示す観察的因果帰納モデルである.先行研究では,pARIsを含む因果帰納モデルの計算論的な目標として相関検出が想定され,その枠組みの中で性能や合理性の分析が行われてきた.この論文では因果帰納モデルの計算論的な目標を稀少性仮定下での非独立性の検出と見なした上で,適応的合理性の観点から分析を行った.