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構文ネットワーク

  • P2-9
    本多 明子 (神戸女子大学)
    本研究では,認知言語学で提唱されている構文ネットワークに存在する英語の結果構文と使役移動構文の関係について,言語獲得の側面から考察する.前者は状態変化を,後者は位置変化を言語化する.発話データベースCHILDESから両構文を抽出し,データ分析の結果を提示する.その結果を基に,子どもが状態変化をどのように捉え言語化しているのか,また,両構文の関係はどのようになっているのかについて構文文法論の継承リンクという考えをもとに提示する.