キーワード索引

イメージ

  • P1-052
    西崎 友規子 (京都工芸繊維大学)
    深田 智 (京都工芸繊維大学)
    来田 宣幸 (京都工芸繊維大学)
    仮想現実空間内で普段とは異なる視点の高さを体験させると感情に変化が生じることが報告されているが,それは,自己の身体イメージの変化が起因するのだろうか。自己イメージが変化するとすれば,普段の自分の視点よりも低い視点を体験させると動作は小さくなり,高い視点では動作は大きくなる可能性が考えられる。実験の結果,低い視点では歩幅は狭くなり,高い視点では歩幅は広くなることが示された。
  • P2-001A
    田中 優希菜 (立命館大学大学院 人間科学研究科)
    永井 聖剛 (立命館大学 総合心理学部)
    服部 雅史 (立命館大学)
    文章読解時に情景が浮かぶ現象を,情景を視覚的イメージの想起と定義し調査を行った.物体イメージ尺度得点の高低が物語の印象評価に影響し,色や形の想起で文章の印象が変化すると言える.一方,空間イメージ尺度得点の高低は物語の印象評価に影響しなかった.文章の呈示方法にも差があり,黙読条件では物語の明るさが,音読条件では物語の好ましさが高く評価された.今後は,刺激とする物語の特性を踏まえた研究が必要である.