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認知言語学

  • P2-45
    本多 明子 (神戸女子大学)
    本発表では,形式的・意味的に類似している英語の使役移動構文と動詞不変化詞構文が言語獲得初期段階である幼児の発話においても別個の構文として区別して使用されていることをCHILDESをもとに示す.身に着けるモノと身体部位が関わる位置の変化を言語化するときには、子どもは起点あるには着点となる身体部位を言語化せず,動詞不変化詞構文を選択する。ここでは構文選択について焦点化と経験的基盤が関係していることを示す.