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解釈レベル理論

  • P1-50F
    平田 瑞貴 (名古屋大学)
    三輪 和久 (名古屋大学)
    問題を明確化したり新たに設定したりすることを問題構築と呼び,創造的問題解決場面において重要である.本研究では時間的解釈が問題構築に与える影響を検討する.実験では,プライミング課題によって時間的解釈を操作し,問題構築課題の成績を評価した.その結果,時間的解釈を近く誘導されると創造性スコアが高かった.また,時間的解釈の違いが,独創性スコアと品質スコアの間に異なる相関関係を生み出した.抽象的な解釈がよい問題構築に繋がる可能性を示唆している.