キーワード索引

コミュニケーション

  • OS14-2
    公募発表
    松本 一樹 (東京大学)
    岡田 猛 (東京大学教育学研究科)
    これまで、芸術作品鑑賞時の認知過程についていくつかのモデルが提案されてきた。中でも作品の背後にある作品が創作されたプロセスなどに鑑賞者がいかに注意を向けているかについて着目した諸研究が近年登場してきており、関心が高まっている。本論では、こうした作品創作プロセスの認識に関して今後精緻なモデルを提案していく上で必要とされる実証的知見について、情報の収集、内的処理過程、感情等の他の心理的側面への寄与という三要素に整理しながら議論を行う。
  • P1-10
    本井 佑衣 (立命館大学大学院)
    岡本 雅史 (立命館大学)
    日常対話は多くの漫才対話と異なりフロア保持が頻繁に移り変わる場面と移り変わらない場面が混在する.本研究では,日常対話において話者の一方がフロアを保持している場合とフロア保持の交替が頻繁に移り変わる場合とでどのような対話リズムの変化が存在するのかをインタラクションリズムの観点から分析する.分析の結果,日常対話にも漫才対話と同様の対話リズムが存在することやフロアの対称性の有無が変化しても共通したインタラクションリズムがあることが観察された.
  • P2-29F
    齋藤 宗一郎 (北陸先端科学技術大学院大学 知識科学系)
    橋本 敬 (JAIST)
    人の暮らしを充実させるためのロボットはユーザーにとってかけがえのない存在になることが重要になるだろう。本研究ではロボットがかけがえのない存在であると感じられるために必要な性質とインタラクションの方法について明らかにすることを目的とする.そこでロボットと人との間の親密さの変化が,人がロボットに対して感じるかけがえのなさに影響を与えるという仮説を設定する.本稿では予備実験として実施したロボットの発光パターンの評価を行う.