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音楽認知

  • P-73
    上野 芙優 (明治大学大学院理工学研究科)
    嶋田 総太郎 (明治大学理工学部)
    少数の被験者が音楽 (ポップス) を聴いている時の脳活動をEEG (脳波計) で計測し、脳波の被験者間相関 (ISC) 解析によって大衆の曲の好みを予測できるかどうかを検証した。その結果、大衆がより好む年間チャート上位の曲(1~50位)のISC値はやや下位の曲(51~100位)のISC値よりも有意に大きいことが分かった。したがって、脳波の被験者間相関解析より算出したISC値が音楽に対する大衆嗜好性を予測する指標となる可能性が示唆された。