キーワード索引

ヒューマンエージェントインタラクション

  • P-37
    尾関 智恵 (愛知工科大学)
    寺田 和憲 (岐阜大学)
    人々の投資や寄付などの互助活動について様々な要因が調査されているが,エージェントが介在する研究はまだ少ない.本研究では,エージェントの種類(人・犬・仏像・ロボット)・エージェントのリアリズム(写真・イラスト)・文化(日・米)の違いが人々の寄付行動に影響を与えるかどうかを調査した.その結果,リアリズムの違いは米国の参加者の寄付行動に影響を与えず,仏像と人間の写真は日本の参加者の寄付行動に影響した.
  • P-83
    光國 和宏 (京都工芸繊維大学)
    市川 淳 (神奈川大学)
    西崎 友規子 (京都工芸繊維大学)
    堀 紫 (株式会社 博報堂)
    分身となるエージェントを介して相手とコミュニケーションする場面において,エージェントの印象と同時に操作者の印象が変化すれば人同士の親密な関係構築にエージェントの存在が有用となる.そこで,対話型スピーカーを介して相手の選好を模倣させ,スピーカー及び操作者の印象変化を検討した.結果,相手の選好を83%の割合で模倣すると,スピーカーと操作者の印象が高くなり,両者を同一視する可能性が示された.