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科学教育

  • P1-35
    木村優里 (東京理科大学大学院)
    学校という制度を越えてもなお継続可能な学習の在り方を考える手がかりとして,科学領域の野火的活動に着目する.目的は,アマチュアの科学実践を事例とし,野火的活動における参加の動機と活動の継続性をもたらす関わりを明らかにすることである.アマチュア科学者を対象に半構造化インタビューを実施し,M-GTAで分析した.その結果,一見ムダにみえる活動が参加の動機を支える要因の1つであることや,コミュニティを利用して活動を継続させていることが示された.
  • P2-20
    松室美紀 (名古屋大学情報科学研究科)
    三輪和久 (名古屋大学大学院情報科学研究科)
    物理問題の解決において,思考実験を通した内的モデルの修正を阻害する要因の検討を行った。検討には思考実験を外化するシステムであるTE-extを用いた。実験の結果,内的モデルの修正に有効な思考実験の実施を阻害する3つの要因を同定し,うち1つについては教示による緩和に成功した。