プログラム順

[OS08] グループワークの創造性

9月18日(金) 9:30 - 12:00 会場:総合校舎D号館D43
  • OS08-1
    國藤進 (北陸先端科学技術大学院大学)
    今年から開講したイノベーションデザイン方法論という講義の概要を講演する.本方法論は創造思考とデザイン思考を統合したアクティブ・ラーニング法である.参加する院生にグループワークを課し,イノベーティブなアイデアを創出し,実現可能なスケッチに展開し,その結果を3Dプリンターでプロトタイピングすることを目途とする講義である.
  • OS08-2
    近藤健次 (北陸先端科学技術大学院大学)
    永井由佳里 (北陸先端科学技術大学院大学)
    創造性は様々な問題の解決のために重要であり,現在,創造性に関連するグループワークがいたるところで行われている.本論文では,ブレインストーミング,創造性の概念,グループワークの概念についての先行研究をレビューし,創造性のレベルおよびグループワークの目的によってグループワークの分類をおこなった.この分類に基づいて,グループワークの創造性に関する今後の研究についてのいくつかの方向性を示す.
  • OS08-3
    石井成郎 (愛知きわみ看護短期大学)
    鈴木裕利 (中部大学)
    板井陽俊 (中部大学)
    山下隆義 (中部大学)
    本研究では教育場面におけるグループワークの創造性に関して,(1)グループの社会的スキルとパフォーマンスの関係,(2)グループの社会的スキルと学習効果の関係について検討を行った.大学のプログラミング教育におけるグループワークを分析した結果,(1)社会的スキルの高い学習者ペアは高いパフォーマンスを発揮していた,(2)とくに社会的スキルに差のあるペアの社会的スキルが授業後に向上していたことが確認された.
  • OS08-4
    鈴木紀子 (帝塚山大学 経営学部)
    正田悠 (同志社大学文化情報学部・日本学術振興会・Centre for Performance Science, Royal College of Music)
    西本光志 (同志社大学大学院文化情報学研究科)
    阪田真己子 (同志社大学文化情報学部)
    伊藤紀子 (同志社大学大学院文化情報学研究科)
    本稿では、レゴブロックを用いた共同創作場面において、参加者の言語・非言語行動が創作作品の独創性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする。さらに、作品の持つ特徴が独創性の評価に貢献しているのかについても調べていく。これらによって、創造的活動における多人数インタラクションに関する知見とともに、創作された作品の独創性に関する新たな評価指標を得られることが期待される。
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