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非言語的コミュニケーション

  • P1-63
    徐 キョウテツ (弘前大学)
    本研究は、AIベースの表情分析技術であるDeepFaceを活用し、他者の感情表情を観察中の観察者自身の微細な表情変化が性格特性とどのように関連するかを検証した。その結果、協調性および神経質性が高い人ほど、怒り、嫌悪、喜び、驚きといった感情の表情強度が抑制されることが明らかになった。この現象は、協調性の高い人が対人関係における調和を維持するため、また神経質性の高い人が否定的な評価を回避するために、自身の情動表出を調整していると解釈できる。