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真偽判断
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P1-23高齢者の否定文の理解については一貫した結果が得られておらず,未だ明らかになっていない.本研究では若者を対象としたKinjo & Saito (2025)を参考に,否定の命題を含む単純な2種類の真偽判断課題を用いて,高齢者に同じ課題を10回実施してもらい,否定条件の成績を肯定条件に対して同程度まで向上させることができるのかについて検討した.得られた結果と先行研究を比較し,高齢者は若者よりも否定命題の理解が難しいのかについて議論する.