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    菅沼 秀蔵 (東京大学)
    隅田 莉央 (東京大学,日本学術振興会)
    森 隆太郎 (東京大学,日本学術振興会)
    人々が「考慮する選択肢の数を増やすこと」と「所与の選択肢セットを適切に評価すること」の間のトレードオフにどう対処しているのかを行動実験により検討した.結果,人々は最適値が異なる環境において,選択肢の数を適応的に調整することに失敗していた.一方,選択に伴う後悔感情は選択肢の数の調整と関連しており,主観的な感情経験が意思決定の制御プロセスにおいて機能的な役割を果たしている可能性が示された.