キーワード索引

快楽・功利次元

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    曽根 悠太郎 (名古屋大学大学院情報学研究科)
    二宮 由樹 (名古屋大学)
    三輪 和久 (名古屋大学)
    鷲見 優一郎 (トヨタ自動車株式会社)
    中西 亮輔 (トヨタ自動車株式会社)
    光田 英司 (トヨタ自動車株式会社)
    佐藤 浩司 (トヨタ自動車株式会社)
    小田島 正 (トヨタ自動車株式会社 )
    近年、過剰最適化対策として偶然性を加味した検索推薦が注目される.本研究は,検索時の偶然性を求める行動(偶然性希求行動)への製品の快楽・功利的属性と検索目標の具体性の影響を検討した. 結果,製品の快楽性と目標具体性の間に交互作用を確認した.目標具体性が低い場合は快楽的な製品ほど偶然性希求が高まるが、高い場合は快楽性に関わらず偶然性希求が低下した.これは,偶然性を加味した推薦で,ユーザーの目標とアイテムの快楽性を考慮する重要性を示唆する.