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当事者研究

  • P2-61
    小野 淳平 (青森大学ソフトウェア情報学部)
    小方 孝 (大和大学情報学部)
    青木 慎一郎 (岩手県立大学)
    本研究は、ASD者の行動や認知特性の理解を深める手段として、生成AIによるシミュレーションを試みた。具体的には、当事者のエピソードと、特定の状況下におけるASD者の行動を入力とし、生成AI(Gemini)にその行動の理由を出力させることで、ASD理解の促進という観点からシミュレーションの有効性を検証した。一方で、慣習といった限定的な文脈は、生成AIによる適切な理解が難しいという課題も明らかにした。