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内声
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P1-52黙読時に主観的に経験される内なる声(IRV)について,413名へのアンケート調査をもとに,個人差を測定する尺度を試作した.会話文と説明文各3文ずつへのIRV経験を5段階で回答させることで,個人差と刺激差を測定することができた.また,数式という他刺激でのIRV経験と正の相関が確認された.この個人差と認知スタイルとの関係を探索したが,明確な関係は見られなかった.採用した刺激文に偏りがあるため再検討は必要であるが,尺度の作成は可能と考える.