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リハビリテーション

  • P1-14
    牧野 遼作 (早稲田大学)
    山本 敦 (早稲田大学)
    門田 圭祐 (早稲田大学)
    八木 崇行 (静清リハビリテーション病院)
    高田 勇 (加賀市医療センター)
    安田和弘 (東京保健医療専門職大学 )
    児玉 謙太郎 (東京都立大学)
    本稿は、PTによる「揺すり運動」の指導を通じて、身体の帰属が相互行為の中でどのように構成されるかを分析する。PTは発話・動作・接触を用いて動作を段階的に提示・調整し、状況に応じて主導と補助を使い分けることで、患者の自律的な動作生成を支援していた。身体の動きの帰属先は固定的でなく、相互行為的に動的に構成されていた。リハビリにおける身体の操作と学習を相互行為的達成として捉える視点を提案する。