キーワード索引

マインドフルネス瞑想

  • P2-46
    宮内 万彩 (明治大学大学院 理工学研究科)
    都地 裕樹 (明治大学 研究・知的財産戦略機構)
    嶋田 総太郎 (明治大学)
    本研究では、マインドフルネス瞑想の手法である呼吸の瞑想と慈悲の瞑想が社会的意思決定に及ぼす影響の違いを明らかにするために、両瞑想法のトレーニング前後における最後通牒ゲーム遂行中の事象関連電位(P200)を比較した。その結果、正中前頭部におけるP200の振幅が慈悲の瞑想群でのみトレーニング後に減少していた。この結果は、瞑想の手法によって社会的意思決定に関する脳活動に異なる影響を与える可能性を示唆している。