キーワード索引

マイノリティ

  • P1-40
    新美 亮輔 (新潟大学)
    人口のq(%)を占めるマイノリティがn人の集団に1人でも含まれる確率Pは大幅に過小視されることが報告されている.教員や管理職がこのような過小視をする場合,教育環境・職場環境の改善を妨げる可能性がある.そこで本研究は,qやnの情報提示方法を工夫することで,nが増えるとPも増える関係に気づきやすくしPの過小視を緩和できるか検討した.しかし,本研究の手法ではPの過小視傾向は変化しなかった.Pの理解には独特の困難が存在することが示唆される.