キーワード索引

フィールド研究

  • P1-41
    澤田 和輝 (京都大学大学院教育学研究科)
    平山 れい (なし)
    佐藤 可南子 (なし)
    丹治 真琴 (京都大学大学院教育学研究科)
    郷田 寛二 (京都大学大学院教育学研究科)
    本研究では,美術館でフィールド調査を実施し,どのように芸術作品を鑑賞する個人が鑑賞において美的体験するのかを検討した。その結果,芸術鑑賞時にメタ認知的知識(自分自身や他者の鑑賞・作品・鑑賞方略に関する知識)をもつ個人ほど作品を理解し,好きになる傾向があることが示された。本研究は,美的体験における鑑賞のメタ認知の重要性を強調し,教育的介入の開発に資する基礎的知見を提供するものである。