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自然会話分析

  • P2-010
    PENGQUN ZHAO (神戸大学国際文化学研究科)
    巽 智子 (神戸大学)
    本稿では,接触回数の増加による会話中の沈黙と話題選択への影響を検討した.日中接触場面と日本語母語場面の初対面の大学生ぺアを対象に,週に1回の自由会話を4週間実施した結果,接触回数の増加によって話題転換時に沈黙が行われる確率に差があるとは言えなかったが,日中接触場面では話題転換時に沈黙が行われる確率が有意に高いという結果が得られた.また,両場面における会話参加者の話題内容にも違いが観察された.