キーワード索引

バイアス

  • P1-034A
    横須賀 天臣 (東京電機大学)
    渡邊 元樹 (東京電機大学)
    高橋 達二 (東京電機大学)
    中村 紘子 (東京電機大学)
    条件推論において,一般知能により真偽判断には個人差がある(Evans et al., 2007).また,推論の成績は,どのように思考することを好むかという思考スタイルの個人差が影響する(Evans & Stanovich, 2013). そこで,本研究は条件推論の真偽判断において,思考スタイルの個人差による影響を検討するため,2つの実験を行った. その結果,思考スタイルの個人差は条件推論へと限定的に影響を及ぼすことがわかった.
  • P2-016A
    大貫 祐大郎 (一橋大学)
    植田 一博 (東京大学)
    手洗いの推奨時間について「20秒以上」と提示するのか (下限群),「20秒以上60秒以下」と提示するのか (範囲群) の違いが, 手洗い時間の長さに及ぼす影響を検討した. 実験の結果, 下限群よりも, 範囲群の方が, 手洗い時間が有意に長かった. この結果は, 制限の意味で使用される上限 (60秒以下) を示すことによって, 手洗い時間が長くなることを示している. また, 本手法は, 人をより良い行動に導くナッジに活かせる可能性がある.