研究分野

哲学

  • P1-006
    城 真範 (産総研)
    木村 健太 (産総研)
    佐藤 洋 (産総研)
    QoLの測定方法に関する三つの分類から主観的幸福感とケイパビリティを中心に先行研究を概観し、Kahnemanの瞬間効用をケイパビリティに類似する可能性価値に置き換える提案をする。アクションとその効果による幸福感をアンケートによって定量するため、二段階のアンケートスキームを提唱する。またその結果の解釈について分類する。
  • P2-054
    加藤 樹里 (金沢工業大学)
    長滝 祥司 (中京大学)
    大平 英樹 (名古屋大学)
    柏端 達也 (慶應義塾大学)
    金野 武司 (金沢工業大学)
    柴田 正良 (金沢大学)
    橋本 敬 (北陸先端科学技術大学院大学)
    三浦 俊彦 (東京大学)
    本研究では,ロボットが道徳的行為者となり得る3条件をシナリオの文章で操作し,そこで説明されたロボットが行った道徳的判断に対する評価や反応を検討した.3条件とは,認知行動する存在,特定の一人称的存在,共同的存在である.実験で参加者は,これら3つの条件の有無を変えたロボットについての4種類のシナリオを読んだ.結果,各シナリオは3つの条件の有無を操作できていたと解釈されたが,道徳的判断への評価について,シナリオ間での差はみられなかった.