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身体的自己

  • OS13-6
    公募発表
    齋藤 五大 (東北大学)
    佐藤 優太郎 (名古屋市立大学)
    小鷹 研理 (名古屋市立大学)
    本稿では,参加者が両手を背中に回して上側の手で実験者の手をなでると同時に下側の手を実験者になでられる新奇な自己接触錯覚を提案し,その事態で感じられる自己接触と身体変形の様態を報告する。実験の結果は,両手が背中でどの程度とどくかという身体の柔軟性に関連せず,なでる手となでられる手に伝わる触覚が時間的に同期すると,自分で自分の手に触れたと感じるだけでなく指や腕が伸びたと感じることを示した。