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予測性眼球運動

  • P1-30F
    平田 貴士 (名古屋大学大学院 情報学研究科 心理・認知科学専攻)
    平田 豊 (中部大学大学院 工学研究科 ロボット理工学専攻)
    川合 伸幸 (名古屋大学大学院 情報学研究科 心理・認知科学専攻)
    打球などの運動物体を眼で追う際には,滑動性眼球運動(SP)が発生する.SPは過去の運動物体の軌道から位置を予測して眼を動かす予測機能を有する.SPの追従性能には上下非対称性が存在し,上昇運動に比べ下降運動において,より高い性能を示す.こうした非対称性には,重力方向または身体軸の上下方向が寄与している可能性がある.そこで本研究では,重力方向とその逆方向に等加速度運動する物体追従時のSPを,座位・仰臥位の2条件で評価する.