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身体と認知

  • P1-6
    永井聖剛 (立命館大学総合心理学部)
    山田陽平 (奈良教育大学教育学部)
    金谷英俊 (愛知淑徳大学人間情報学部)
    川上直秋 (島根大学人間科学部)
    西崎友規子 (京都工芸繊維大学大学戦略推進機構)
    本研究では刺激が示唆するパワーと発揮される握力との関係を調べた。実験では乳幼児画像,レスラー画像,またはブランク画面が提示され,実験参加者には人物が提示されたき,事前に練習した最大筋力の50 %の出力で握力計を握るように求めた。結果から,レスラー画像に対し乳幼児画像よりも大きな握力が発揮されることを明らかにした。したがって,刺激が示唆するパワーに関する情報は知覚および運動反応システムで共通に表現され,相互に影響を与えるものと考えられる。