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mediators

  • OS06-5
    白砂大 (東京大学)
    松香敏彦 (千葉大学文学部)
    二者択一の推論場面において,これまでは選択肢に対する「再認」や「熟知性」の面が注目された。本研究では,選択肢のみならず問題文に対する熟知性にも注目した。行動実験から問題文の熟知性が低い場合はより熟知性の低い選択肢が多く選ばれることが,またメディアを利用した実験からその方略が一定程度の生態学的合理性を持つことが,それぞれ示された。ゆえに,「熟知していない」こと自体も推論手がかりとして有益になりうることが示唆された。