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語彙アクセス過程

  • P2-2
    水野りか (中部大学人文学部)
    松井孝雄 (中部大学人文学部)
    筆者らは,日本語母語者が種類や仲間の多い同音異義語を円滑に処理できるのは,日本語が高文脈依存だからではないかと考えた。そして,文脈がある条件とない条件で同音異義語と非同音異義語の語彙判断時間を測定し,文脈がある条件では同音異義語と非同音異義語の語彙判断時間に差がなくなることを確認してこの考え方を検証し,各母語者が母語や文化の特性に応じた処理を行っている可能性を示唆し,それらを再現しうる柔軟かつ包括的モデルの必要性を説いた。
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