関連するキーワードで検索

洞察,観察,自己と他者

  • O3-4
    堀江美早 (名古屋大学教育学部)
    野々部佐紀 (名古屋大学教育学部)
    鈴木悠平 (名古屋大学教育学部)
    清河幸子 (名古屋大学大学院教育発達科学研究科)
    本研究では,他者の取り組みを観察する際の構えが洞察問題解決に及ぼす影響を検討した.実験参加者は,他者の取り組みのうち,よい点に着目するよう促された他者利点観察条件,よくない点に着目するよう促された他者欠点観察条件,観察のない条件の3条件のいずれかに割り当てられ,30秒ごとの取り組みと観察を繰り返しながらTパズルに取り組むよう指示された.その結果,解決成績に条件間に差は見られず,着眼点の固定は促進効果をむしろ損ねた可能性が示唆された.
ページのトップへ戻る