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仮想と現実

  • P3-23
    安念保昌 (愛知みずほ大学人間科学部)
    Kosslyn課題でどの様な性差があるかを明らかにした。参加者は239名。その結果、女性の方向音痴群は、移動距離と所要時間に相関がみられないが、方位正確群は、有意な正相関がみられた。また、重回帰分析の結果、女性仮想群では、場所の記憶因子が、男性では、方位と回転因子が方向音痴に影響を持った。以上の結果から、女性は、記憶したランドマークをひとつずつ追いながら、空間的表象内を移動するのに対し、男性は経路情報に集中していることが示唆された。
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