関連するキーワードで検索

C/D モデル

  • P2-8
    松井理直 (大阪保健医療大学)
    Dupoux et al. (1999, 2011) は、日本語母語話者や子音連続間に母音を知覚することを報告し、これを知覚的母音挿入と呼んだ。これは借用語音韻論や日本語の母音無声化現象にも示唆を与える重要な研究である。しかし、この研究は音響的に母音が存在しないことが前提となっている。本稿は、日本語に子音に類似した摩擦母音が存在し、日本語母語話者が子音連続間に母音を知覚するのは、この摩擦母音の直接認識であることを論じる。
ページのトップへ戻る