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臨床

  • OS05-5
    渕上健 (畿央大学大学院 健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室)
    森岡周 (畿央大学大学院 健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室)
    自己と他者の歩行観察における脳活動の違いとイメージの鮮明度について調査することを目的とした.自己条件では右背側運動前野と右上頭頂小葉が活動し,他者条件では左腹側運動前野と左下頭頂小葉が活動した.また,観察中のイメージは自己条件が他者条件に比べ鮮明だった.自己条件では自己の身体表象にかかわる脳領域が活動し,より鮮明なイメージが導かれることが明らかとなった.
  • P2-5
    児玉謙太郎 (神奈川大学経済学部)
    安田和弘 (早稲田大学理工学術院総合研究所理工学研究所)
    園田耕平 (滋賀大学)
    青山慶 (東京大学大学院教育学研究科)
    樋口貴広 (首都大学東京人間健康科学研究科)
    本研究は、跨ぎ越え動作における知覚と行為の乖離を調べた。その際、行為能力を低下させるため非利き脚に加重による負荷を与え、実験的に知覚と行為の乖離を構成し、加重部位による乖離の現れの違いを調べた。実験の結果、足首条件では、行為能力を過小評価する傾向が見られたのに対し、太もも条件では、過大評価する傾向がみられた。これらの結果について、加重部位と身体特性変化後の探索行為、実験課題として求められる行為の間の複雑な関係から議論する。
  • P2-14
    清野絵 ((独)高齢・障害・求職者雇用支援機構)
    春名由一郎 ((独)高齢・障害・求職者雇用支援機構)
    石崎俊 (慶應義塾大学)
     本研究の目的は、障害者雇用の促進に資するため障害者の就労の現状、課題、意見を明らかにすることである。対象者は4,546 人、平均年齢44.3±14.3歳であった。方法は郵送法による調査を行い、自由記述文をテキストマイニングで分析した。その結果、障害者の具体的な就労の課題、仕事内容、重要な職場の配慮、就労に関する意見の傾向が示唆された。この結果は効果的な支援方法や制度を検討する際の基礎資料として活用できる。
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