『認知科学』の文献引用スタイル(2021版)

本文書は,『認知科学』執筆要領の一部で,「10. 本文中での文献の引用」と「11. 文献リスト」の部分を切り離して詳述するものである.

以下の内容は,APA Style に基づいている.具体的には,Publication Manual of the Americal Psychological Association, 7th edition (2020) にほぼ準拠している(例も一部拝借している).日本語に特有の部分については,『日本心理学会 執筆・投稿の手びき(2015年改訂版)』にほぼ準拠しているが,この手引きは Publication Manual, 6th edition に基づくことから,両者が矛盾する箇所(主に,下記の Edition による違い)については 7th edition を優先している.

以下の説明において,赤字は,Publication Manual of the APA, 7th ed. (2020) の 6th ed. (2009) からの主要変更点である.緑字は,『認知科学』の『日本心理学会 執筆・投稿の手びき(2015年改訂版)』との相違点である.

0. Publication Manual of the APA, 6th ed. と 7th ed. の主な違い

6th ed. (2009) 7th ed. (2020)
本文中での文献の引用 著者が2名以下の場合:常に全員の名前を書く.
著者が3名〜5名の場合:初出時のみ全員の名前を書く.2回目以降は第1著者名のみを書き,第2著者以降の著者名は et al.(和文表記文献の場合は「他」)と省略する.
著者が6名以上の場合:常に第1著者名のみを書き,第2著者以降の著者名は et al.(和文表記文献の場合は「他」)と省略する.
著者が2名以下の場合:常に全員の名前を書く.
著者が3名以上の場合:常に第1著者名のみを書き,第2著者以降の著者名は et al.(和文表記文献の場合は「他」)と省略する.
文献リスト:著者 著者が7名以下の場合:全員の名前を書く.
著者が8名以上の場合:第1著者から第6著者までを書き,(欧文表記文献の場合はカンマに続けて)3点リーダ(…)を置いて,最後の著者を書く(計7名).
著者が20名以下の場合:全員の名前を書く.
著者が21名以上の場合:第1著者から第19著者までを書き,(欧文表記文献の場合はカンマに続けて)3点リーダ(…)を置いて,最後の著者を書く(計20名).
文献リスト:巻号 雑誌の号は省略する(号ごとにページ番号がリセットされるものを除く). 雑誌の必ず入れる
文献リスト:出版社 出版社の住所は必須. 出版社の住所入れない
文献リスト:DOI DOIは,doi: xxxxxx のように表記. DOIは,https://doi.org/xxxxxx のように表記.

10. 本文中での文献の引用

本文中で文献を参照する際は,原則として著者の姓の後に発表年を西暦で記す.詳しくは以下の要領による.

  1. 文献を本文の一部として読む場合は,「Gibson (1979) によれば…」のように,発表年だけを括弧に入れる.
  2. 文末に引用元を示す場合は「…が提唱されている (佐伯・佐々木,1990)」のように,著者名も括弧に入れ,発表年との間をコンマで区切る.
  3. ページ等を明示する場合は,「Haugeland (1987, p. 123)」のように発表年の後に記す.
  4. 同一著者の複数文献を一括して参照する場合は,「Simon (1973, 1981)」,「(Simon, 1973, 1981)」のように発表年だけを複数個記す.
  5. 同一著者による同一発表年の文献は,「Cohen & Levesque (1990a)」,「Cohen & Levesque (1990b)」,「(Cohen & Levesque, 1990a, 1990b)」のように,発表年の後に a,b などを付けて区別する.
  6. 複数の文献をまとめて引用する場合は,「(安西他,1992; Joshi et al., 1981; Minsky, 1975, 1986)」のように同一著者ごとにまとめて間をセミコロンで区切る.括弧内の著者名はアルファベット順とする.
  7. 複数名の著者の間の区切りは,日本語の場合は中黒(・),英語の場合は “&” を使用する.
  8. 著者が2名以下の場合は,引用のたびに両著者名を書くが,3名以上の場合は,本文中で初出かどうかにかかわらず,第1著者名のみを書き第2著者以降は省略する(和文表記文献では「他」,欧文表記文献では “et al.” とする).ただし,省略によって文献の区別ができなくなる場合は,区別が可能になる人数まで著者名を書く。
    Kapoor, Bloom, Montez, Warner, & Hill (2017) Kapoor, Bloom, Montez, et al. (2017)
    Kapoor, Bloom, Zucker, Tang, Koroglu, L'Enfant, Kim, & Daly (2017) Kapoor, Bloom, Zucker, et al. (2017)
    なお,欧文文献で用いる “et al.”(“and others” の意味)は省略された部分が複数形であることを前提とするので,省略が最終著者のみになる場合は全著者名を書き出す。
    Hasan, Liang, Kahn, & Jones-Miller (2015) Hasan, Liang, Kahn, & Jones-Miller (2015)
    Hasan, Liang, Kim, & Weintraub (2015) Hasan, Liang, Kim, & Weintraub (2015)
    日本語文献の場合は「他」を用いるため,この例外規則は当たらない。
    榎本・小野・清河・小林 (2021) 榎本・小野・清河他 (2021)
    榎本・小野・小松・米田 (2021) 榎本・小野・小松他 (2021)
  9. 筆頭著者が同姓の文献がある場合は,読み手の混乱を避けるため,出版年が異なっても全引用箇所で筆頭著者のイニシャルをつける(欧文文献)かフルネームとする(和文文献).
    (J. M. Taylor & Neimeyer, 2015; T. Taylor, 2014)
    (鈴木一朗・山田, 2014; 鈴木大地, 2020)
    筆頭著者の姓もイニシャルも一致する欧文文献は,通常の姓と年号による方法で引用する.ただし,明示的に区別する必要がある場合はフルネームを書く.
    Sarah Wiliams (2019) は…と述べているが,Shonda Williams (2020) は…としている.
  10. 翻訳書を引用する場合は,「Kawahara (2013 北村・越川訳 2014)」「(Kawahara, 2013 北村・越川訳 2014).」のように,原著者名とその刊行年を最初に引用し,そのあとに翻訳書の翻訳者名と刊行年を括弧に入れる.
  11. 再版書等を引用する場合は,「Freud (1900/2010)」のように,初版の出版年と再販の出版年の両方を入れる.リストには再版の年号で掲載し,「(Original work published 1900)」のように初版の年号も併記する.

11. 文献リスト

本文中で参照した文献は,本文の後に以下の要領でまとめてリストにする.

  1. リストのタイトルは「文献」とする.
  2. 文献は,欧文と和文を区別せず,第1著者から著者の姓名のアルファベット順に,同一著者の文献は発表年順に配列する.
  3. 文献番号は付けない.
  4. 各文献は,著者の姓名,発表年,表題等の順に記す.
  5. 発表年には西暦を使用し,本文中で発表年にa,b などを付けた場合は,同じ記号を付ける.年号は半角括弧で囲み,括弧の後に半角ピリオドを置く.
  6. 和文表記の著者名は,姓,名の順に書き,姓と名の間に半角スペースを入れる.著者名の後にピリオドは付けない.欧文表記の著者名は,ラスト・ネームを先に書き,カンマ,ファースト・ネーム(イニシャル),ミドル・ネーム(イニシャル)の順で書く.イニシャルのあとにはピリオドを付ける.同姓でイニシャルも同じ著者があるときは,ファースト・ネームも略さずに書く.著者名の表記法は,原著者のそれに従う.
  7. 著者が複数の場合,著者名が和文表記の場合は,各著者の間に中黒(・)を入れて結ぶ.著者名が欧文表記の場合は,最後の著者の前にカンマと “&”(“and” と綴らない)をおく(著者が2名の場合もカンマが必要).
  8. 著者数が20名以下の場合は,全著者名を書く.著者数が21名以上の場合は,第1著者から第19著者まで書き,途中の著者は「…」で省略表記し,最後の著者を書く(著者名が和文表記の場合は「…」の前後に中黒は不要,欧文表記の場合は「…」の前にカンマを入れ,後にはカンマも “&” も不要).
  9. 政府・官公庁・研究機関・学協会組織・一般民間組織など団体名義の著作物は,正式の名称を略さずに書き,個人著者名の場合と同様に,アルファベット順に並べる.著者名のない文献は,表題によってアルファベット順に入れる.
  10. 文献の表題は副題も含めて略さずに書く.副題は,和文表記文献では全角コロンのあと,欧文表記文献では半角コロンと半角スペースのあとに続ける.欧文表記文献のタイトルは,原則として表題と副題の最初の語の頭文字,固有名詞,ドイツ語の名詞のみ大文字とする.
  11. 和文表記文献の表題後の区切りは,全角1文字分のスペースとする.
  12. 出版社の住所は入れない
  13. 原則として間接引用はしない.
  14. 査読中などで印刷刊行されることが確定していない論文は,原則として引用しない.
  15. DOIがあるものは,原則としてすべて掲載する形式は,https://doi.org/xxxx とする

以下に文献リストの項目の例を種類別に示す.洋書タイトル・洋雑誌名はイタリック,和洋雑誌巻番号もイタリックとする.

文献リスト項目例の目次

(1)-a ジャーナル等の定期刊行物の中の論文

雑誌名は略記しない.洋雑誌名はタイトルケース(主要語 major word を大文字)とし,慣例により The は省略する.雑誌の号は省略せず括弧に入れて記す.

Miller, G. A. (1956). The magical number seven, plus or minus two: Some limits on our capacity for processing information. Psychological Review, 63(2), 81–97. https://doi.org/10.1037/h0043158

本文中での引用(括弧形式): … (Miller, 1956).

本文中での引用(叙述形式): Miller (1956) …

Oaksford, M., & Chater, N. (1994). A rational analysis of the selection task as optimal data selection. Psychological Review, 101(4), 608–631. http://doi.org/10.1037/0033-295X.101.4.608

本文中での引用(括弧形式): … (Oaksford & Chater, 1994).

本文中での引用(叙述形式:日本語): Oaksford & Chater (1994) は,

本文中での引用(叙述形式:英語): Oaksford and Chater (1994) have shown …

山本 淳一・楠本 千枝子 (2007). 自閉症スペクトラム障害の発達と支援 認知科学, 14(4), 621–639. https://doi.org/10.11225/jcss.14.621

本文中での引用(括弧形式): (山本・楠本, 2007).

本文中での引用(叙述形式): 山本・楠本 (2007) によれば,

(1)-b ジャーナル等の定期刊行物の中の論文(著者が3名以上19名以下の場合)

Johnson, M. H., Oliver, A., & Shrager, J. (1998). The paradox of plasticity: A constrained plasticity approach to the emergence of representations in the neocortex. Cognitive Studies: Bulletin of the Japanese Cognitive Science Society, 5(2), 5–24. https://doi.org/10.11225/jcss.5.2_5

本文中での引用(括弧形式:初出と2回目以降の区別なし): (Johnson et al., 1998)

本文中での引用(叙述形式:初出と2回目以降の区別なし): Johnson et al. (1998)

片桐 恭弘・石崎 雅人・伝 康晴・高梨 克也・榎本 美香・岡田 将吾 (2015). 会話コミュニケーションによる相互信頼感形成の共関心モデル 認知科学, 22(1), 97–109. https://doi.org/10.11225/jcss.22.97

本文中での引用(括弧形式:初出と2回目以降の区別なし): (片桐他, 2015)

本文中での引用(叙述形式:初出と2回目以降の区別なし): 片桐他 (2015)

(1)-c ジャーナル等の定期刊行物の中の論文(著者が20名以上の場合)

Alogna, V. K., Attaya, M. K., Aucoin, P., Bahník, Š., Birch, S., Birt, A. R., Bornstein, B. H., Bouwmeester, S., Brandimonte, M. A., Brown, C., Buswell, K., Carlson, C., Carlson, M., Chu, S., Cislak, A., Colarusso, M., Colloff, M. F., Dellapaolera, K. S., Delvenne, J.-F., … Zwaan, R. A. (2014). Registered replication report: Schooler and Engstler-Schooler (1990). Perspectives on Psychological Science, 9(5), 556–578. https://doi.org/10.1177/1745691614545653

本文中での引用(括弧形式:初出と2回目以降の区別なし): (Alogna et al., 1990)

本文中での引用(叙述形式:初出と2回目以降の区別なし): Alogna et al. (1990)

青山 一郎・浅川 二郎・石川 三郎・伊藤 四郎・猪原 五郎・小野 六郎・金井 七郎・清河 八郎・小松 九郎・米田 十郎・佐治 十一・下嶋 十二・高橋 十三・寺井 十四・鳥居 十五・西崎 十六・林 十七・坊農 十八・眞嶋 十九 丸山 最後 (2020). 特集「若手研究者の認知科学」編集にあたって 認知科学, 27(3), 248–249. https://doi.org/10.11225/cs.2020.000

本文中での引用(括弧形式:初出と2回目以降の区別なし): (青山他, 2020)

本文中での引用(叙述形式:初出と2回目以降の区別なし): 青山他 (2020)

(2) 早期公開論文

印刷物が刊行前で巻号やページ数が未定である場合に限り,早期公開論文を引用する.刊行年の表記は公開年とし,早期公開である旨とDOIを明記する.

Roelofs, A. (2014). Modeling of phonological encoding in spoken word production: From Germanic languages to Mandarin Chinese and Japanese. Japanese Psychological Research. Advance online publication. https://doi.org/10.1111/jpr.12050

山川 真由・清河 幸子 (2020). 共通点の探索による「目立たない」知識の活性化の促進 認知科学 Advance online publication. https://doi.org/10.11225/cs.2020.002

(3) モノグラフ,シリーズ通し番号付き刊行物

Sperling, G. (1960). The information available in brief visual presentations. Psychological Monographs: General and Applied, No. 498. https://doi.org/10.1037/h0093759

鈴木 啓介 (2020). バーチャルリアリティと変性意識体験 心理学ワールド, No. 88, 17–20.

(4) 紀要,プレプリント,その他

Rosenschein, S. (1987). Formal theories of knowledge in AI and robotics, Report No. CSLI-87-84. Stanford: Center for the Study of Language and Information, Stanford University. (ローゼンシャイン, S. 斎藤 浩文(訳)(1990). AIとロボット工学における知識の形式理論 現代思想, 6(3), 127–139.)

Leuker, C., Samartzidis, L., Hertwig, R., & Pleskac, T. J. (2018). When money talks: Judging risk and coercion in high-paying clinical trials. PsyArXiv. https://doi.org/10.17605/OSF.IO/9P7CB

姜 露・針生 悦子 (2009). 自動詞・他動詞構文の理解の発達:中国語を母語とする子どもの場合 東京大学大学院教育学研究科紀要, 49, 207--215.

内閣府 (2014). 平成26年度版防災白書 日経印刷

(5) 書籍(一般的なもの)

Chomsky, N. (1957). Syntactic structures. Mouton.

佐伯 胖・佐々木 正人(編)(1990). アクティブ・マインド 東京大学出版会

(6) 編集書・監修書の全体

Osaka, N., Rentschler, I., & Biederman, I. (Eds.). (2007). Object recognition, attention, and action. Springer.

本文中での引用(括弧形式): (Osaka, et al., 2007)

本文中での引用(叙述形式): Osaka, et al. (2007)

日本認知科学会(編)(2002). 認知科学辞典 共立出版

本文中での引用(括弧形式): (日本認知科学会, 2002)

本文中での引用(叙述形式): 日本認知科学会 (2002)

(7) 編集書の中の論文

Perrault, C. R. (1990b). An application of default logic to speech act theory. In P. R. Cohen, J. Morgan, & M. E. Pollack (Eds.), Intentions in communication (pp. 161–185). MIT Press.

菅野 和江 (2000). 第2言語獲得から見た言語生得性 今井 むつみ(編著) 心の生得性:言語・概念獲得に生得的制約は必要か (pp. 1–20) 共立出版

(8) 新版・改訂版

Anderson, J. R. (2020). Cognitive psychology and its implications (9th ed.). Worth.

松井 豊 (2010). 心理学論文の書き方:卒業論文や修士論文を書くために 改訂新版 河出書房新社

(9) 再版書籍

Adler, A. (1970). The education of children. Gateway. (Original work published 1930, Greenberg)

本文中での引用(括弧形式): (Adler, 1930/1970)

本文中での引用(叙述形式): Adler (1930/1970)

市川 伸一 (2012). 開かれた学びへの出発:21世紀の学校の役割 子どもの発達と教育6 金子書房(オンデマンド版,1998)

本文中での引用(括弧形式): (市川, 1998/2012)

本文中での引用(叙述形式): 市川 (1998/2012)

(10) 翻訳書

Minsky, M. (1975). A framework for representing knowledge. In P. Winston (Ed.), The psychology of computer vision (pp. 211–277). McGraw-Hill. (ミンスキー, M. 白井 良明・杉原 厚吉(訳)(1979). 知識を表現するための枠組 コンピュータビジョンの心理 産業図書)

本文中での引用(括弧形式): (Minsky, 1975 白井・杉原訳 1979)

本文中での引用(叙述形式): Minsky (1975 白井・杉原訳 1979)

Roesn, N. J. (2005). If only: How to turn regret into opportunity. Broadway. (ローズ, N. J. 村田 光二(監訳)(2008). 後悔を好機に変える:イフ・オンリーの心理学 ナカニシヤ出版)

本文中での引用(括弧形式): (Roesn, 2005 村田監訳 2008)

本文中での引用(叙述形式): Roesn (2005 村田監訳 2008)

(11) 数巻にわたる書籍(主題を持つ叢書・集書等を含む)

Freud, S. (1956–1974). Standard editions of complete psychological works of Sigmund Freud (Vols. 1–24). Hogarth Press.

本文中での引用(括弧形式): (Freud, 1956–1974)

本文中での引用(叙述形式): Freud (1956–1974)

本明 寛・依田 明・福島 章・安香 宏・原野 広太郎・星野 命(編)(1989–1990). 性格心理学新講座(全6巻) 金子書房

本文中での引用(括弧形式): (本明他, 1989–1990)

本文中での引用(叙述形式): 本明他 (1989–1990)

(12) 数巻にわたる書籍の特定の1巻

Lamb, M. E. (Ed.). (2015). Socioemotional processes. (R. M. Lerner, Series Ed.) Handbook of child psychology and developmental science (Vol. 3). Wiley.

箱田 裕司(編)(2012). 認知 大山 正(監修)心理学研究法2 誠信書房

(13) 会議録・抄録集の中の論文

会議名は略記しない.英語の会議録名は主要語を大文字とする.慣例により The は省略する.

Cohen, P. R., & Levesque, H. J. (1985). Speech acts and rationality. Proceedings of the 23rd Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics, 49–60. https://doi.org/10.3115/981210.981217

三浦 慎司・川合 伸幸 (2018). 空間的配置が美術作品の印象評価に及ぼす影響 日本認知科学会第35回大会発表論文集, 551–557.

(14) 学会・シンポジウム等での発表

年だけでなく月日まで入れる(本文中では年号だけで参照する).日付は発表日ではなく全会期期間とする.

Liu, S. (2005, May 24–28). Defending against business crises with the help of intelligent agent based early warning solutions [Paper presentation]. ICEIS 2005: Seventh International Conference on Enterprise Information Systems, Miami, FL, United States. http://www.iceis.org/iceis2005/abstracts_2005.htm

本文中での引用(括弧形式): (Liu, 2005)

本文中での引用(叙述形式): Liu (2005)

石本 興司 (2019, December 22). 戯曲から演技を立ち上げる:俳優育成の実践から[招待講演] 日本認知科学会冬のシンポジウム:状況依存性を認知科学でどう扱うか? 東京大学

本文中での引用(括弧形式): (石本, 2019)

本文中での引用(叙述形式): 石本 (2019)

(15) 学位論文

年次は年度によらず,修了,授与の年をもって示す.

Devins, G. M. (1981). Helplessness, depression, and mood in end stage renal disease [Unpublished doctoral dissertation]. Montreal, Canada: McGill University.

小野 史典 (2003). 文脈手がかりの獲得に及ぼす視覚的印付けの効果 広島大学教育学研究科修士論文(未公刊)

(16) 新聞記事

執筆者(わからなければ掲載紙(誌)名),発行年月日(本文中では年号だけで参照する),資料表題,掲載紙(誌)名(朝刊・夕刊),掲載ページの順で記載する.

Goldman, C. (2018, November 28). The complicated calibration of love, especially in adoption. Chicago Tribune.

本文中での引用(括弧形式): (Goldman, 2018)

本文中での引用(叙述形式): Goldman (2018)

サトウ タツヤ (2013, July 8). ちょっとココロ学:悩み事 どうやって打開? 読売新聞夕刊, 7.

本文中での引用(括弧形式): (サトウ, 2013)

本文中での引用(叙述形式): サトウ (2013)

(17) 印刷中論文

Pachur, T., & Scheibehenne, B. (in press). Unpacking buyer-seller differences in valuation from experience: A cognitive modeling approach. Psychonomic Bulletin & Review.

本文中での引用(括弧形式): (Pachur & Scheibehenne, in press)

本文中での引用(叙述形式): Pachur and Scheibehenne (in press)

佐藤 有理・峯島 宏次 (印刷中). 論理の図形表現 認知科学

本文中での引用(括弧形式): (佐藤・峯島, 印刷中)

本文中での引用(叙述形式): 佐藤・峯島 (印刷中)

(18) 投稿中論文

投稿先のジャーナル名は入れない.原稿が作成された大学名・学部名を入れる(可能な場合).

Lippincott, T., & Poindexter, E. K. (2019). Emotion recognition as a function of facial cues: Implications for practice [Manuscript submitted for publication]. Department of Psychology, University of Washington.

本文中での引用(括弧形式): (Lippincott & Poindexter, 2019)

本文中での引用(叙述形式): Lippincott and Poindexter (2019)

(19) 未出版原稿・準備中原稿

原稿が作成された大学名・学部名を入れる(可能な場合).

Yoo, J., Miyamoto, Y., Rigotti, A., & Ryff, C. (2016). Linking positive affect to blood lipids: A cultural perspective [Unpublished manuscript]. Department of Psychology, University of Wisconsin-Madison.

本文中での引用(括弧形式): (Yoo et al., 2016)

本文中での引用(叙述形式): Yoo et al. (2016)

O'Shea, M. (2018). Understanding proactive behavior in the workplace as a function of gender [Manuscript in preparation]. Department of Management, University of Kansas.

本文中での引用(括弧形式): (O'Shea, 2018)

本文中での引用(叙述形式): O'Shea (2018)




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