大会プログラム

芸術・情動・学習 (O5)

9月20日(土) 11:00 - 12:20 会場:IB館 大会議室
  • O5-1
    正田悠 (同志社大学文化情報学部・日本学術振興会特別研究員)
    新田晴 (同志社大学大学院文化情報学研究科)
    鈴木紀子 (帝塚山大学経営学部)
    岸本和香 (同志社大学文化情報学部)
    阪田真己子 (同志社大学文化情報学部)
    顔と声で表現される情動が一致しているときと異なるときに、受け手が知覚する情動にいかなる違いがあるのかを調べた。演劇経験者に「喜び」、「怒り」、「悲しみ」、「怒り」の4情動を表現してもらい、その顔と声を総当たりで組み合わせた。この刺激を「快・不快」、「活動性」の2尺度で評価してもらったところ、「活動性」については顔と声の影響力が同程度であったのに対し、「快・不快」については不快な表情に対する声の影響が快表情よりも小さいことが示された。
  • O5-2
    髙木紀久子 (東京大学大学院学際情報学府)
    河瀬彰宏 (国立国語研究所 コーパス開発センター)
    岡田猛 (東京大学大学院教育学研究科,東京大学大学院情報学環)
    横地早和子 (東京未来大学こども心理学部)
     美術家はいかに新しい作品コンセプトを生成するのであろうか.本研究では,我々の先行研究のデータをもとに,美術家の創作活動の全過程を対象に作品コンセプト生成過程について,テキストの計量的分析により記述することを目的とする.出現頻度のTF・IDFの値からは,先行研究で指摘した写真フェイズが他よりも重要な位置を占めているということが量的検討からも支持された.また共起分析からは,概念の構造が精緻化していく様子が示された.
  • O5-3
    三宅なほみ (東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構)
    齊藤萌木 (埼玉県教育委員会)
    飯窪慎也 (東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構)
    小出和重 (東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構)
    最近学校現場では、多様で発展的な質の高い学びを保証しその成果を評価する新しい手法が求められている。本研究ではこの課題に対し、対話による協調問題解決を基本とした授業デザインによる授業を広く実践し、その過程を分析する新しい評価手法による評価を試みた。結果対話型授業で起きる全生徒の発話を分析することで児童生徒の理解過程、達成される理解の質、学び方に関するスキルの育成度などが評価できることがわかって来た。
  • O5-4
    Hongshen He (名古屋大学大学院情報科学研究科)
    久保賢太 (名古屋大学大学院情報科学研究科)
    川合伸幸 (名古屋大学 大学院情報科学研究科/JST ERATO 岡ノ谷情動情報プロジェクト)
    本研究では,クモがヘビと同様に特殊な恐怖刺激かどうかを確かめるため,クモと他の昆虫(スズメバチ,ミツバチ,カナブン)に対する初期注意過程を,脳波(early posterior negativity; EPN)を用い比較した。その結果,クモと他の昆虫の間に差は認められず,危険な昆虫(クモ・スズメバチ)と危険ではない昆虫(ミツバチ・カナブン)の間にも,差は認められなかった。本研究は,クモはヘビのような特殊な恐怖刺激ではないことを示唆した。
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