キーワード索引

笑い

  • P1-030
    玉木 笙鞠 (東京大学大学院総合文化研究科)
    福田 玄明 (一橋大学)
    植田 一博 (東京大学)
    本研究では,本研究では,笑いにおける確立された技法の一つである「つかみ」の効果を検証した.生理計測と表情計測を行った実験の結果,「つかみ」が存在する方が存在しないよりも「本ネタ」をより面白いと感じ,「つかみ」が面白いほど「本ネタ」をより面白いと感じることが示唆された.さらに,「つかみ」の面白さが,自律神経系の状態を介して,「本ネタ」の面白さに影響を与えることが示唆され,「つかみ」の効果が,自律神経系の状態と関連する可能性が示された.