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会話

  • P1-054A
    澤田 知恭 (筑波大学)
    原田 悦子 (筑波大学)
    会話中に発話の重複が発生すると,重複した発話が回復がされる。回復はその対象が自己の発話か,他者の発話かで区別され,またそれぞれが重複による問題が生じたことを認めて表出される有標の回復と,問題が無かったようにふるまう無標の回復に区別される。ここでは,若年成人と高齢者とで優先して用いられる回復方法に違いが見られたことに注目して会話分析を行い,その結果,若年成人と高齢者とで適用されるターン割り当てに関する規則に違いが見られたことを報告する。