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事例記憶

  • P2-29
    近年「身体性」の概念理論は古典的概念理論と対立したが、身体性理論の欠陥も指摘され、議論が行き詰まっている。本論文で身体性理論による発見を受け止めながら、最も妥当な解釈を言語哲学における反表象主義へとつなげ、「概念」という固定物に依存しない認知のモデルとして、発話行為の状況を事例記憶として記録する言語理解のモデルを提案し、その言語学的可能性を探る。