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遅延聴覚フィードバック

  • OS05-2
    樋田浩一 (明治大学大学院/JST CREST)
    上野佳奈子 (明治大学/JST CREST)
    嶋田総太郎 (明治大学理工学部)
    自己を認識する上で、身体運動とそれに伴う感覚フィードバック間の時間的整合性が重要である.本研究では,身体運動に伴う聴覚フィードバックに複数の遅延を挿入し,遅延検出に伴う事象関連電位(N300)と自己主体感(agency)の関係について検討した.実験の結果,遅延が大きくなるに従い主体感が低下し,N300成分の振幅が大きくなる相関関係がみられることが示された.このことからN300成分は,自己主体感の生理指標として有効である可能性が示された.
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