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身体性

  • O3-3
    阿部慶賀 (岐阜聖徳学園大学)
    本研究では重さ刺激の事前提示が後続の価値判断に与える影響を検討した。実験ではジュースの印象評価について、ジュースの品質と量は同じでありながら、コップが重い条件と腕に重りがある条件、追加の重量負荷のない統制条件を設けて比較した。その結果、同じ重さでも評価対象物であるコップが重い方が、腕が重い条件より価値を高く評価することが示された。
  • OS05-2
    樋田浩一 (明治大学大学院/JST CREST)
    上野佳奈子 (明治大学/JST CREST)
    嶋田総太郎 (明治大学理工学部)
    自己を認識する上で、身体運動とそれに伴う感覚フィードバック間の時間的整合性が重要である.本研究では,身体運動に伴う聴覚フィードバックに複数の遅延を挿入し,遅延検出に伴う事象関連電位(N300)と自己主体感(agency)の関係について検討した.実験の結果,遅延が大きくなるに従い主体感が低下し,N300成分の振幅が大きくなる相関関係がみられることが示された.このことからN300成分は,自己主体感の生理指標として有効である可能性が示された.
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