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認知欲求

  • O3-2
    織田涼 (立命館大学文学部)
    服部雅史 (立命館大学文学部)
    本研究では,問題解決における潜在ヒントの利用に,解決者の状態や特性の個人差が及ぼす影響を検討した.遠隔連想テストの一部の問題でヒントを閾下提示した.ヒントによる正答率の上昇効果と外向性および開放性の特性と正の相関が示され,環境からの情報受容性が高いほどヒントが利用されやすいことが示差された.また,ヒントの効果と覚醒水準の負の相関が示された.覚醒水準の上昇による認知機能の向上が,潜在ヒントの利用を妨害したと考えられた.
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